リフォームとリノベーションの違い

リノベーションなら資産価値アップも

リノベーション物件については、その内容にもよりますが、付加価値のついたデザイン物件ということで、資産運用としても有効に活用できる可能性があります。ストック利用ということで初期投資の軽減に低金利効果も加わりますから、賃貸として貸すことや、利回り物件として転売することなどでも利益を得ることができるわけです。

 

基本的に市場においては、どれだけ競争力のある付加価値商品を作るかが勝負です。最近ではそんなことから独自性の高い企画が注目されるようになってきました。リノベーションで最近特に目立つのは、ニッチなターゲット層に狙いを絞っているという事でしょう。

 

無難に手広くとは正反対で、一般的には条件が悪いのではと判断されるようなものも、ある人から見れば、それが付加価値になってしまうかもしれないからです。駅から離れているにしても、その分静かだとか、北側の窓でも景色がキレイなこともあります。古い構造でもレトロな雰囲気のインテリアになりますし、うるさい場所なら、気兼ねなく音楽を聴いたりもできます。登り坂道がきついなら、その分景観は最高だったりするわけです。ある意味デメリットを何でもメリットにして、そこからニッチなターゲットを探し出すわけです。

 

こうした商業的な見地に立てるのも、リノベーションが自由だからです。実際に住む人にとっても自由設計というのは大きな魅力です。一点豪華主義もできます。また、立地にしても、住みたい街には新築が少ない場合がありますが、中古に目を向ければ案外条件に合う物件も見つかったりします。また、あらかじめ現物の通風や採光、眺望も確認できるので安心ということもあります。

 


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